ネクタイ、色々

スーツを着る時のシャツは下着です、とお話ししました。

そして、スーツを着るならネクタイは必ず締めるもの、なのです。 

クールビズやビジネスシーンのカジュアル化で、ネクタイを締めない方を多く見かけるようになりましたが。。それが基本ルール、身だしなみなのです。ネクタイを締めなくてもきちんと見えるカジュアルなビジネススタイルはまた別の機会にお話しするとして、今日はそのネクタイについて色々と。

                                             シーンを選ばないソリッド(無地)は、基本中の基本。
色彩戦略の定番のネクタイです。色は、ネイビー、えんじ色、ブラウンなどが合わせやすくて、どんな場面でも使いやすいと思います。

小紋柄は、小さな紋様で、規則正しく(または不規則に)散らした連続性のある柄のことを言います。どんなシーンにも対応OKの万能タイです。

レジメンタル。よく見かけるストライプ柄です。                       実はストライプの向きに違いがあるんです。お持ちの方は並べて見てみてください。右上がりがイギリス式で、左上がりがアメリカ式になっているんです。ちゃんとして見えそうですが、少しカジュアルな印象なのでシーンを選ぶネクタイです。実は要注意です。

チェック柄。格子柄のことで、伝統的な基本柄の一つです。                  ややカジュアルな印象になります。

ニットタイ。ニット素材を使って編んで作られたネクタイです。カジュアルでこなれた印象になります。個人的には、おしゃれーな人が締めているイメージのネクタイです。

ボウタイ。分かりやすいのは蝶ネクタイです。                        クラシカルな場面でも使いますが、プレッピースタイルなどカジュアルなスタイルでも見かけます。こちらも個人的には、個性派のおしゃれーな人が締めているようなイメージです。

スーツを着たときのネクタイの面積なんて、ほんのちょっと、全体の一部分ですが、これがイメージ戦略の大きな役割を担っているのです。色、柄、素材で印象がガラッと変わる、戦略的アイテムの一つです。

私の仕事のキャリアは、スーツブランドのネクタイ売り場からスタートしているので、ちょっとお伝えする声が大きくなっている気もしますがw

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ふるやゆき
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